S T A T I C
第 3 期 S T A T I C
「2-305!! ムサビ助手展」の最終期である第3期では、「STATIC」をテーマに研究成果のパネル・冊子による発表と、工芸作品を主とした展示が行われます。第2期「CHAOS」では、複雑なコミュニケーションが展覧会の構造の「混沌さ」を生み出しました。それとは対照的に第3期「STATIC」では、展覧会の構造の純粋さが「静けさ」となって、展示の意義を改めて私たちに問いかけます。3ヶ月半にわたり行われてきたこれまでの展示では、作家と鑑賞者の「造形」概念が解体され続けてきたようにみえます。しかし、「STATIC」の問いかけが解体された「造形」概念を「FUSION」していくことで、展覧会の再発見へと私たちを促すことになるでしょう。