5つの質問>山田毅助手

芸術文化学科研究室
 山田毅助手

5つの質問に対する5つの回答

あなたは何を作っていますか?(どんな研究をしていますか?)

たぶん物語(雰囲気、気配、状況、空気、世界観)を作ってるんだと思います。
それが映像とか舞台とか、その時々の気分によって形をかえて姿を表すという感じでしょうか。

なぜ今回の作品を制作しましたか?(なぜこの研究をしようと考えましたか?)

なんか好きなものをいっぱい集めてたら、他の人にも見せたくなりました。

今回の作品のおすすめ、こだわり、一番大切な部分、はどこですか?

今回はいつも音響として関わってもらってるVIDEOTAPEMUSICの音楽を舞台上で演奏してもらおうってところが愉しみです。結局、舞台はライブですから、幕が上がらないとわかりません。

あなたが影響をうけた作家(人物、もの、場所なんでもいいかと)はだれですか?又その理由を教えてください。

たくさんの映画から多くのことを学びました。誰か一人をあげるならば、スティーブン・スピルバーグですかね。インディー・ジョーンズ、バック・トゥ・ザ・フューチャー、グーニーズ、グレムリン、彼の関わった映画で成長したようなもんですからね。

他の助手に一つ質問するとしたら、だれにどんなことを聞いてみたいですか?

映像学科研究室:竹中俊明助手に質問
竹中さんが映像を制作する上で、脚本(台詞、言葉による流れ、筋書き)
はどの程度重要ですか?

回答:そういったことを丁寧に考えたことがなかったのですが、いわゆる脚本という形式に則って自分が書いてみる言葉というのは、そこに書かれた通りに准ずる言葉ではなくて、あくまで作ろうと思う何かを試していくための布石であるように思います。複数人で制作をするにあたり、これから作られようとしているものの内容を理解するきっかけとして、予めそういったものを書くのだと思うのですが、だからといってそこに書かれている言葉が何かアドバンテージも持っているわけではなくて、スタッフ間でそれについて交わされる言葉や俳優が語ってみるときの言葉なども書かれた言葉と同等なものであると考えています。
別の言い方をすれば、制作の前提として書かれた言葉だけあっても何も作れない、作っていないということになるのかと思います。自分が書いた言葉が自分から少しずつ離れていくとき、変化していくときに、脚本になっていくのかなあと、今考えて、それは脚本なのか?ということは置いといて、そういう意味では重要なものだと捉えています。