展覧会概要

このたび、『RA‘10 武蔵野美術大学助手研究発表』を開催いたします。助手研究発表は1975年より始まり、本展は各学科に所属する助手の作品と研究成果を大学内外に発表することを目的として開催されます。

今回出展を予定している11学科37名の助手は、本学の掲げる造形教育において教員とともに指導的な役割を担う傍らで、個々の制作・研究に取り組んでいます。

こうした環境の中、各研究室の助手自らが企画や運営に携わることで、多領域に渡る作家達が互いに影響し合い、学科の枠を超えた作品が構成する、個展とは異なる横断的な展覧会を目指します。

また、作品とそれらを取り巻く美術大学という環境を切り離すことなく同時に感じていただくことが本展の大きな特徴であり、他にはない面白さであるといえます。

本年度の開催では、図書館新棟の建設に伴い、例年の展示会場の枠をより広範囲に拡大しました。来館される皆様には、作品鑑賞を通じて、大学全体を楽しんで頂ければと思います。

武蔵野美術大学は創立80周年を迎えました。引き継がれてきた変わることのない美しさへの探求と、常に変化を続ける表現の豊かさの両側面を、現在の助手達の作品・研究成果を通して感じて頂ければ幸いです。

武蔵野美術大学助手研究発表 運営委員

2009年12月
武蔵野美術大学助手研究発表 運営委員


□会場へのアクセス

・JR中央線国分寺駅乗換、西武国分寺線「鷹の台」駅下車、徒歩約20分
・JR中央線国分寺駅北口下車3分
 西武バス国分寺駅北入口発「武蔵野美術大学」または「小平営業所」行
 停留所<武蔵野美術大学>下車




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