5つの質問>小西俊也助手

通信教育課程研究室
 小西俊也助手 

5つの質問に対する5つの回答

あなたは何を作っていますか?(どんな研究をしていますか?)

「ある状況」を作っています。 映像をてがかりにして、普段みることのできないシチュエーションを空間に展開させる作品を制作しています。風景を作っていると言えるかもしれません。形として残る作品ではなく鑑賞者の経験としてしか残らない作品なので、インスタレーションという用語を使います。内容の一部に映像メディアを使っているため、ビデオインスタレーションという用語を使うこともあります。

なぜ今回の作品を制作しましたか?(なぜこの研究をしようと考えましたか?)

今回は助手としての自分を反映させた作品をと考えました。しかも普段の業務が垣間見えるてがかりがそのまま作品のギミックとなり、特徴となり得るような作品です。助手は教務補助というスタッフに助けられています。偶然にも助手着任と同時に研究室には4人の女性教務補助が配属されました。今まで2年間の助手業務は彼女達からのメモに支えられていたのです。その2年間の状況を助手展という場で再構成したいと考えました。

今回の作品のおすすめ、こだわり、一番大切な部分、はどこですか?

2年間の任期を全うしてくれた教務補助の4名全員が参加していることです。4名の参加が無理だったならば今回の作品は成立しなかったでしょう。まずその点が作品において最も大切な部分です。見所はそんな4名の美しい後ろ姿です。

あなたが影響をうけた作家(人物、もの、場所なんでもいいかと)はだれですか?又その理由を教えてください。

18歳の時に出会い、影響をうけた人物が3名います。市川健治、小金沢健人、サダヒロカズノリの3名です。彼らは美術予備校の講師でした。講師であると同時にそれぞれが作品制作を続けている作家です。彼らの生き方は今なお私の指針となっています。ただ、作風やジャンルでの影響というよりは、彼らに対する憧れや痺れを私自身のモチベーションとしている点でとても重要です。

他の助手に一つ質問するとしたら、だれにどんなことを聞いてみたいですか?

芸術文化学科:山田毅助手への質問
夢に描いている10年後の将来をわりと具体的に教えてください。

回答:一寸先のこともわかりません。ただこの世界のどこかに自分の小さなスペースを構えているようには思います。それがけっこう広くて、明るい場所で、人が集まるような、笑いに満ちた場所であれば、なおいいかと思います。