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ごあいさつ


 「助手展2014 武蔵野美術大学助手研究発表」を開催致します。
 助手展は当館の企画展の中でも1975年に始まり、卒業制作・修了制作 優秀作品展に次ぐ長い歴史を誇ります。また、第1回から現在まで展覧会の企画、制作を含めイベントや広報に至るまで一貫して本学の助手自らが自主的に組織する運営委員会が行っています。
 本年は例年よりもスペースを拡大し、16の研究室から53名にのぼる本学の助手全員が出展する過去最大規模の展覧会となりました。本学の助手は授業運営や学生対応など教育活動の一翼を担う一方で、学内の研究室の枠を超え、若手のアーティスト、デザイナーあるいは研究者としても活躍しています。
 時代を牽引する20~30歳代の表現者たちの作品はそれぞれの問題意識に根ざしています。彼らの作品を学内外に広く発信し、現代を生きる私たちに新たな視座と可能性を提示する機会となるでしょう。


2014年11月吉日
武蔵野美術大学 美術館・図書館
館長 田中 正之


                             


開催にあたって


 今年も助手展を開催させて頂く運びとなりました。
 企画・運営に携わる者が毎年入れ替わることで、展示方法や全体のイメージまで、毎回意欲的、かつ実験的な試みが為されるのもこの展覧会の特筆すべき部分であります。
今年の助手展は、長い歴史のなかでも初めてとなる53名の助手全員の参加が実現しました。そのため今年は展示会場を拡大し、全員の幅広い研究成果を一斉に提示するエネルギッシュな展示を目指しました。
 助手展は、普段は研究室業務に携わるスタッフである助手たちが持つもう一つの顔、研究者・表現者としての顔をお見せできる貴重な機会です。会場にはそれぞれの思いの込められた作品が並んでおり、ご覧頂く方々に様々なイメージを喚起させることでしょう。また、広報物、デザイン、Webや冊子、イベントの実施にいたるまで各助手が専門性を発揮しております。展覧会全体から満ちあふれるエネルギーが少しでも皆様の心にとどけられれば幸いです。
 末筆となってしまいましたが、この展覧会に関わってくださった全ての方に心より御礼を申し上げます。


2014年11月吉日
助手展2014 武蔵野美術大学助手研究発表
運営代表 星野 曜